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奇虎360 2014年第一四半期決算

奇虎360の2014年第1四半期決算は、売上が265百万ドルと前四半期比で、19.6%の増収となりました。前年同期比だと、241.3%です。

つまり3ヶ前と比べ売上を20%程度増加させているわけで、一年前と比べると売上が1.4倍になっているということです。

大きな買収で売上が膨らんだのではなく、検索サービスとインター付加価値サービスによる収入を確実に大きくしたのですから、良い評価を下せると思います。

株価もこの決算をプラスに評価しているようで、テクニカル的にはテンセントや百度とそのあたりの背景が同じようです。

ところで、決算書の内容を見ますと、売上のうち、広告が140百万ドルで前四半期比で横ばいなのに対し、インター付加価値サービスは124百万ドルで前四半期比で58%増となっており、これが大きく伸びた事が原因になっていることがわかります。

インター付加価値サービスとは、およそゲーム等のプラットフォームのことを指しているようで、主にアンドロイドストアが大きく伸びたものと推測されます。

広告が横ばいだったことが気になりますが、決算書には季節要因と記されています。確かに例年1月~3月は、奇虎360の広告収入は落ち込みを示しているので、気にする必要はないでしょう。

昨年だと第一四半期に落ち込んだ後、第二四半期には42%もの増加を見せています。

個人的には、インター付加価値サービスがこれほど伸びるとは予測していませんでした。
昨年夏以降既にアンドロイドストアのシェアを確実に抑えている模様だったにも関わらず
売上がそれほど伸びなかったので、どこかに統計上の盲点等があるものと考えていたのですが、どうやらこちらの果実が実ってきたようです。

ただ、販売費がかなり増加していますので、プラットフォーム(アンドロイドストア)上で配信するゲームの宣伝費に多大な広告費を使って増収を図ったかもしれず、その場合売上が増加しても収益性には疑問符がつきます。

どんな世界でも、マーケットの立ち上がり時に販売費をかけてシェアを抑えにいき、そのあとは販売費を一定に戻しても安定的にシェアを確保できるといった戦略があり、これは定石的なものですからそのように良い解釈をしてもいいのかもしれません。

しかし宣伝費、販売促進費を多額に積まなければならないような収益モデルだと注意が必要です。このあたりは引き続き観察が必要といえます。また、前四半期では一般管理費の急増がありましたが、今回はそれが元に戻っています。販売費・一般管理費総額ではむしろ減少しているので、あまり気にする必要はないのかもしれません。

とりあえずは第一四半期はほぼ満足できる内容だったのではないかと個人的には考えています。

アンドロイドストアはスマホの急速な普及により特にゲーム市場が伸びている最中でありますので、引き続き同社のプラットフォーム収入の拡大が期待できます。

また広告収入も季節的要因で売上が横ばいだったと考えられるので今後の伸びに期待できるところです。

特に広告収入は検索シェアが拡大しているにも関わらず、そのシェアに見合った広告収入が得られてない問題があります。これを問題と捉えるか、急激なシェア上昇に営業が追いついてないという単純な原因を解決することで今後の爆発的な広告シェア拡大が想定されると捉えるかで話は違ってきます。

先日、奇虎360がDSP大手企業を買収したそうです。ここからもネット広告の多様化、営業力の強化に本腰が入ってきたのではないかと推測しているところです。

このペースで成長を続ける限り、中期的保有に変更はないものと現時点では考えています。


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奇虎360 とりあえずまとめ

前回、スマホビジネスは広告とコンテンツ販売に大きく分けられると書きました。

広告に関して言えば、スマホは画面が小さく広告面では不利だと思います。またゲーム等のダウンロード型のアプリでは、クッキー機能が使えずターゲティング広告という有効な広告が打てません。

スマホでダウンロードしたゲームをしていて気付くことは、パソコンでWebをみていて訴えかけてくる広告と違い(パソコンでは自分の関心がある広告が頻発する)、スマホゲームアプリでは、何と的外れた広告を出してくるのかということです。

結論を急ぎますと、スマホのビジネスモデルは広告ではなくアプリが優勢ではないかということです。

FacebookやTwiterはスマホ対応にいち早く動きましたが、彼らのビジネスモデルは今のところ広告です。これらSNSはアプリと言えども、顧客データ、嗜好と密接に関わっているビジネスモデルですから、その意味では単なるダウンロード型アプリと割り切るわけにはいきません。

しかし検索やターゲティング広告と比較するとその広告効果には少し疑問が残ります。奇虎360に直接関係のない話ですが、FacebookやTwiterは広告効果がはっきりし出すのにつれて、収入の伸び悩みに直面する可能性があります。

ところで、スマホビジネスのもう一つの要点は、アプリというコンテンツの販売、あるいはそのプラットフォームというものです。

そして競争の激しいアプリ開発・販売よりその胴締めのストア運営(プラットフォーム)がスマホビジネスの重要ポイントの一つだと考えます。

グーグルのGoogle Play、アップルのApp Storeでそれは実証されているともいえます。広い意味でビジネスモデルにおけるプラットフォームの優位性については、アマゾン、楽天、アリババも同じことが言えるのではないでしょうか。

その意味でスマホ戦略としてアンドロイドマーケットを抑えた、奇虎360は広い意味ではスマホの特性を的確に摑み、その布石を着実に打ってきたとも考えられます。

その場合、奇虎360の経営者の戦略眼は優れている可能性が高く、将来に期待が持たれるところです。

それでも目先、モバイル検索は的確に対応してもらいたいところですが。


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スマホビジネスの要点

使用時間に関しては日本のデータですが、スマホはパソコンの約2倍となっていました。

これだけ見ると、パソコン検索市場がスマホ検索市場に移っているように見えます。

しかし、スマホ使用時間の内容を分析すると話は変わってきます。

スマホの使用時間のうち、アプリが9割、ネットが1割となっているのです。つまりスマホに関してはネット接続に利用されるのはほんの1割で、ほとんどがアプリということになります。

スマホのアプリはネット接続も関わりますので、厳密な定義、統計、分析は難しいのですが、スマホはアプリ、それもLINE、FaceBook、TwiterなどSNSが大部分を占めます。
残りがゲーム等のアプリといった感じです。

スマホの普及のスピード、そしてパソコン出荷台数の凋落から、ネット接続においてパソコンからスマホに移るというのが定説です。

しかし、私の個人的な考え方では、スマホの特性はやはりアプリです。

検索エンジン市場などネット接続の世界では、まだまだパソコンの地位は保たれるのではないでしょうか。

モバイルの検索では奇虎360は機能的にも出遅れており、百度の方が優れているという話がありますが、機能面における技術的な水準はいつでも追いつけると思います。

要はスマホ台頭時代における戦略をどう捉えているかです。

スマホにパソコンの延長線上の概念を持ち込んではいけません。つまり単なる持ち運べる(モバイル)パソコンがスマホではありません。スマホの特性はやはりアプリということです。少なくとも私はそう考えています。

スマホのアプリはSNSも重要な位置を占めますから、スマホのマネタイズで考えると、広告とコンテンツ販売の2つが浮上します。

次回はスマホビジネスをこの2つの面から見てみましょう。


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パソコンの時代は終わったのか?

最近の傾向として、パソコンの時代は終わりスマホの時代に突入したと言われます。

ここで言うスマホはモバイルという意味でもありますので、タブレットも含めて考えると話がややこしくなります。

そこで、まずパソコンVSスマホの世界を分析してみます。

パソコンはスマホに置き換わると世間では言われていますが、個人的にはパソコンはなくならないと見ています。

法人など事業所ではやはりパソコンが必要ですし、スマホは画面上の制約があるので、がっつり検索したい場合など、パソコンが便利です。ただし、タブレットがこの中間の位置に入ってくると話はやっかいです。今はタブレットを除いて考えます。

スマホの特性を考えますと、パソコンに代替する部分もありますが、それ以外の独自の機能のため、これだけ普及している感があります。

つまりパソコン機能が単純に簡単に持ち運び(モバイル化)できるようになったというのではなく、スマホは独自の機能をもったためこれだけ普及しているという考え方です。

日本ではこういうデータがあります。パソコンに使う時間1に対しスマホは2、つまりパソコン使用時間の2倍がスマホ使用に使われているというものです。

パソコンの代替としてスマホを捉えると、パソコンの検索エンジン市場もスマホの検索エンジンに取って代わられるということになります。

そうなりますと、スマホの検索シェアで名前のあがっていない奇虎360は、既にモバイルに出遅れている戦略性のない遅れた企業となります。本当にそうでしょうか?


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中国もスマホゲームが急成長

中国のモバイルゲーム市場がどれほどの成長が見込まれているのでしょうか?

ある予測によると2013年度が1800億円だったのが2014年度には5000億円になるとされています。

どの程度信憑性があるかですが、日本の例でいうとゲーム市場の半分がスマホ市場に置き換わっています。日本の場合はゲーム専用機がメインだったので少し事情が異なりますが、
およそで言うと、ゲーム市場規模が1兆円。内訳としてゲーム専用機ハードが2500億円、そのソフトが2500億円、スマホゲームアプリが5000億円のイメージです。

中国では2013年度でゲーム市場規模が135億ドルあります。1.35兆円の市場が既にあるわけで、しかも前年比で38%増ですからまだまだ伸びると予測されます。

既にあるゲーム市場が日本のように半分スマホゲームに置き換わるだけで6750億円の市場になるわけですから、5000億円の予測はそれほど無理のない数値のような気がします。

1800億円から5000億円に成長すると、2.7倍ですから奇虎360のゲーム関係の収入も2.7倍になります。

前回用いた市場規模×アンドロイドシェア×取り分×奇虎360のシェアで計算しますと5000億円×57%×70%×32.6%=650億円ということになります。

売上は急増ということになるでしょう。

中国は経済も発展途上で、ゲーム市場もそれ以上のペースで拡大することが予想されます。

日本のように成熟市場をベースとしてパイの奪い合いを想定する必要もありません。それでも今現実にゲームという1.35兆円の市場があり、それが大きな動きとしてパソコンからスマホに流れているトレンドが見てとれるので、スマホゲームはかなりの確率で急成長を予見できるというものです。

結局、この流れは中国ゲーム市場の雄、テンセントからシェアを奪うという構図になるのかもしれません。

ただ、テンセントはPCからスマホへのシフトに出遅れているわけでもなく、We Chatなどでも大変な躍進を見せています。We Chat上のゲーム等はダウンロードの上位を占めているという話もあり、アンドロイドマーケットの収入シェアの統計の取り方など、もう少し詳細なデータがないと、判断しかねる部分があります。

ただ、アンドロイドマーケットで30%以上のシェアを確保しているというのは、かなり優位性をもつと見ていいのではないでしょうか。


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中国スマホ普及により最も利益を得るのは

テンセントの2014年第一四半期の業績が発表されました。四半期ベースで考えますが、売上は8%程度の増収ですが、テンセントの規模で一定の増収はやはり評価できるところです。

しかしそれ以上に驚くのが、増益率が65%という高さです。個人的にはサプライズです。

増収幅14億元に対し、増益幅は25億元です。売上の増加がそのまま利益になった以上の増益ですから、経費減少というか電子商取引などの業務の戦略的転換も関係していると思われます。

そう考えますと増益率がすべてというわけでもないでしょうが、利益が株価にとっては重要な要因ですから、テンセントの第1四半期の業績はやはり評価すべきところではないでしょうか。

ただ、私は既にかなり時価総額が大きくなったIT大型株に妙味を感じているわけではありません。規模が一回り小さく、それだけ伸びしろがある(また逆にそれだけリスクも想定されなすが)銘柄として奇虎360に期待していることに変わりはありません。

テンセントなどのIT銘柄の動きに注目しているのは、テクニカル的に米中IT株がこのところ相互に影響し合っている感じが強いからです。

テクニカル要因は中長期的にはあまり気にする必要もないと思われますが、気にとめておく必要があるときもあります。

今はあまり神経質になるときではないと考えておりますので、やはりファンダメンタルズの把握が重要となります。

前回の続きです。

スマホの優位性はなんと言ってもアプリです。

PCネット接続の世界の単なる延長と考えるべきでないでしょう。

そしてここで既にマーケットして確立しているとされるのがゲーム市場です。2013年度の市場規模はモバイルゲームで18億ドルということです。日本円換算で1800億円程度です。

このスマホゲームが取引されるところが、いわゆるプラットフォームです。中国の場合、スマホのOSはほとんどアンドロイドですが、収益ベースではアンドロイドが57%、iOSが26%となっています。

この背景には、i-honeは価格が高く高所得者層に購入されておりそのため課金ベースのゲームでもよくお金を支出するのに対し、アンドロイドのユーザーは無料でゲームを楽しむ層が多いということがあります。

ここからアンドロイドマーケットのゲーム市場規模を算出すると、1800億円×57%=1026億円です。

ここでアンドロイドマーケットのシェアを考慮します。2013年第4Qで、奇虎360が32.6%とトップで2位が百度&91で21.5%となっています。(ただ、最近の情報では奇虎360のシェアは少し下がっているようです)

またプラットフォームとゲーム開発者の収入の取り分があります。名目は半分づつなのですが、実質的にはプラットフォーム側が60%から80%を取るようです。平均をとってプラットフォームの取り分を70%としておきましょう。(これも最近の情報では、売上が少ない開発者に対しては取り分を0にするなど取り巻く状況は変わっているようです)

ここから奇虎360のアンドロイドマーケットにおける収入を予測すると、1026億円×32.6%×70%=234億円となります。

奇虎360の2013年度のゲーム等の部門売上は252億円でした。アンドロイドマーケット以外の収入もあるので、およそ一致しています。

このモバイルゲームの市場規模が中国で急成長すると言われています。

スマホの普及に伴いどのビジネスが一番有望なのかはまだ分かりませんが、ゲームというアプリがその一つであるというのが定説です。

奇虎360はこの点において、スマホというIT世界の重要な部分を戦略的に見据えている可能性はあります。



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米中IT株受難の到来か?

米中ともにIT銘柄は株価的に苦しい展開となっています。

個人的にはテンセントはじめ奇虎360もかなり下がり、テクニカル的な下値にも差し掛かっていると思われますので、これ以上の下値は限定されると思います。(ただし私はテクニカル派ではありませんが)

奇虎360も5ヶ月振りの安値をつけ、前回の保合相場の安値を終値では更新していますので、テクニカル的に言えば底抜けの懸念もないわけではありません。

しかし結局のところ、ファンダメンタルズがその銘柄の基本であり、百度などは第一四半期の堅調な業績を発表した後で、株価も保合水準を保っております。要はファンダメンタルズ、まずは足元の第一四半期の業績が節目になると考えて良いでしょう。

ただし足元つまり短期的な業績予測は長期的業績予測とはまた違った意味で難しいものです。アナリスト含め誰も的確に予測できません。予測できているとすれば明らかにそれは内部の人(それも経理関係か幹部の人間)に限られます。

上場企業で経理を統括している私が言うのですからまず間違いありません。中国と日本は幾分状況が異なるとしても本質は同じです。外部の人間が限られた情報数値で短期的にも業績を的確に予測することは絶対にできません。

よって奇虎360に関しても今、得られる情報から、四半期ベースでも増収が続き、利益に関しても先行投資的な負担がかからなければ増益基調をたどるものと想定します。

しかしこれはあくまでも想定です。この前提が外れてしまうとまたちょっとした暴落につながりませんので、注意が必要です。

ただし私はそのような短期的な賭けで株式投資をすることはあまりありません。スタンスは中期です。長期になるとまた別の予想もできない事態が発生する恐れがありますので、やはり中期が基本です。時間軸としては2年~3年でしょうか。(時と場合によって時間軸は変わります)

よって奇虎360に関しても中期的なファンダメンタルズの分析をしておきたいと思います。

では引き続きモバイル市場についてです。

奇虎360もモバイルの重要性についてはかなり前から言及していますし、戦略にも現れていると思います。

以前にも言及しましたが、モバイルにおけるスマホの普及(つまりガラケーからスマホへの乗換え)は中国の方が早いと思います。

2013年12月末で中国ネットユーザーは6.18億人となっています。そのうちモバイルユーザーは81%で5億人程度となっています。スマホユーザーもおそらく5億人近いはずですから、モバイルユーザーとスマホユーザーはほぼ同じと考えていいでしょう。

統計的な問題を度外視しておよそのレベルで考えると、中国のネットユーザーはほぼスマホユーザーになっていくのではないかと予想します。

そして中国のネットユーザーはまだまだ増加するはずです。若い人はネットのない世界はありえないでしょうから、時代が進むとともにスマホユーザーは増えるということです。

日本も同じですが、日本は先進国でありガラケーが先に普及してしまい、スマホへの乗り換えが遅れていますが、若い人は皆スマホだと推測します。

中国では一足飛びに、スマホが普及している部分がありますので、ネットユーザーが人口に近づく過程で、スマホユーザーも人口に近づいてくることが予想されます。

これは個人的な予想ですが、そのスピードはともかく方向性に間違いはないでしょう。
(と思います)

そしておそらく、PCと両立するのではないかと見ています。

日本でもそうですが、スマホは便利だけど、PCも必要だという気はします。特に企業ではそうです。ネット接続だけならスマホで十分、画面の大きさを気にするならタブレットで代用、ということでPC不要論もないわけではありませんが、とりあえずスマホとPCを両立する世界を個人的には想定しています。

そしてスマホの特徴はやはりPCの便利版ということではなく、アプリではないでしょうか。

現実的にアプリ市場が急拡大しており、このマーケットをどう抑えるかの方が、戦略的に重要だと考えるのです。

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米国IT企業株に翻弄される中国IT企業株

米国でフェイスブック、ツイッター等のIT企業が業績を発表しました。

フェイスブックとツイッターに関しては明暗が分かれたように思えます。この分野に関してはまだ調査、分析が進んでいないのでコメントを控えますが、ツイッターは収益がフェイスブックの10分の1程度しかなく、この水準で閲覧数が頭打ちになるとすれば、このままでは今後の収益力成長という点においては厳しいのではないでしょうか。

さて、これらの影響もあり、中国のIT企業銘柄も乱高下の波に巻き込まれていますが、米国IT企業の動向は直接中国IT企業に関係ありません。

最近の中国IT企業の株価は、株式市場における影響を受けているだけで、つまるところ、テクニカル要因です。本当のファンダメンタルズはあくまで個別銘柄の決算を待つ必要があります。

ポジショントークはしていないつもりですが、自分が奇虎360に投資しているのは当然、この銘柄の成長性や利点に着目しているからであり、結果、この銘柄についていいことばかりに目が向いてしまいがちです。

しかし、当然ですが、いいことばかりではありません。

ネット広告に関しましても、PCの検索エンジン市場は確かにブラウザ市場の70%のシェアを抑えることで、ポータルサイトとして戦略上の優位性を摑んだと考えることができますが、勢いを増しているモバイルについては前回書いた問題があります。

スマホでもセキュリティソフトは70%程度のシェアがあると、奇虎360の決算書には記載がありますが、スマホブラウザではそうでないようです。

中国ではスマホブラウザのトップは優視科技です。5割以上のシェアをもち、中国でかなり人気があるようです。

スマホでもブラウザを抑えているとなると、ネットへの入口、つまりポータルサイトということですから、ネットトラフィック上の優位性をもっているはずです。

この優視科技もブラウザに載せる広告等で収入を得ていますが、検索エンジンで稼いでいるという話は聞きません。もっとも、直接確かめているわけではありませんので、あくまで推測の話です。ただ、おそらく検索サービスがあったとしてもそれほど大きなことにはなっていないと推測されるわけです。

そうすると、スマホでの検索シェアはどこが占めているのかが気になりますが、明確な統計が見つかりません。

結局、モバイルの潜在成長力はITビジネスを営む以上、重視すべきことではありますが、まだネット検索は奇虎360も攻略前といったところでしょうか。

モバイル検索はモバイルならではの使い方、便利さがありますが、じっくり調べるには、PCかタブレットだと思います。では、タブレットはどうなっているかということも気になりますが、統計的なデータは見つかりません。

結局のところ仮説だらけの話になってしまいますが、モバイル(スマホ)をPCの延長線上で捉えると、どうしてもこのような考え方になってしまいます。

しかし別の視点から見ると世界は異なるものに変身します。

奇虎360はモバイル攻略上、決して稚拙な戦略を進めているわけではないという見方です。


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