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中国全通は伸び悩むのか?

中国全通(0633)はテクニカル的には高値トライに失敗したようです。

ここのところ、中国株全体の基調が弱いのでこれは仕方のないところだと思います。

ところで、3月28日に中国全通の2012年度の決算が発表される予定ですが、この発表はやはりそれなりの節目になる可能性があります。

また、そうでなくても私はこの発表数値如何によっては売却を含め今後の戦略を考え直さなければならないと感じています。

昨年秋頃からの株価の上昇はZTE子会社の買収等が原因とみられ、2012年度の業績には関係しません。

それでも2012年度の業績に着目せざるを得ないのは、新しい展開をする前の収益、業績の基盤がどうなっているかが実は重要と考えるからです。

警務通はじめ、無線通信や衛星通信事業の業績、つまり今までの事業がどのようになっているかが実は重要です。

これらの事業は、全国標準モデルに認定された警務通をはじめ、ある程度軌道にのりかけているはずでした。ある省に導入されたシステムが、他の省に拡大されていくというパターンであり、費用をかけずに売上が急増するようなすなわち今後の費用対効果が非常に高い事業展開が期待されていたところでした。

しかし昨年上半期の業績が悪かったこともあり株価は急落し、それが持ち直したのはZTE子会社の買収を始めとする、事業の新展開が期待されたことが主因です。

それ以来、旧ビジネスというか今までの土台であった事業の行方が度外視されているようなところがあります。

それゆえ、2012年度の業績がたとえ悪くてもそれは新事業関係の業績の関係がないところだから、株価にはあまり影響しないのかもしれません。

しかし中国全通において、旧事業の収益基盤が既に衰えてしまって、それゆえの新事業への進出という展開になっているとしたら、私個人的には要注意だと思います。

あるビジネスが諸事情により行き詰まり、他のビジネスに進出しなければならない状況はよくありますし、勿論その場合はそれでいいのですいが、中国全通の今までの事業が行き詰っているならば、やはり考え直さなければなりません。

私は従来の中国全通の事業モデルがリスクの少ない高収益モデルであると考えていたわけで、現在展開しようとしている製造部門、民間事業への進出にそれほど期待しているわけではありません。

買収したZTEの子会社に関しては、確かに携帯端末、スマホといった現在伸び盛りの分野なので、しばらくの間は高い収益の伸びが期待できますが、製造業自体のリスクは抱え込むことになります。

製造業として強い企業も確かにありますが、携帯端末系の製造業は汎用品として陳腐化する可能性が高いと考えています。つまりこの子会社買収で収益をあげ、連結業績に貢献するのは比較的限られた期間である可能性があるわけです。ただしその限られた期間においてはかなりの高収益をあげ、連結業績に大きく寄与することも考えられます。難しいところです。

しかしいずれにしろ、従来の事業がしっかりした収益基盤を築いており今後もそれなりに成長していくかどうかを見極めねばなりません。

最終利益が前年比で1割~2割増益なら、さしあたり問題ないと思います。従来の事業はそれなりに伸びていると判断されるからです。

3割以上の増益だと、私は株価は上昇するのではないかと見ています。最近の中国株は業績が好調な銘柄は確実に上昇基調を示していますので、その流れに沿うのではないかと思います。

減益なら要注意でしょう。どういう理由をつけても今までのビジネスに暗雲が立ち込めている可能性があります。その場合、携帯端末関係の製造業が短期間でどれだけ連結業績に寄与するのかまた民間ビジネスが成功するかどうかが今後の焦点となってきます。個人的に、中国全通は国、政府相手のビジネスは上手いものの、民間向けビジネスはあまりうまくいかないのではないかと危惧しています。

そうなると、従来ビジネスが収益基盤となり続けていけるのかどうかの試金石となる2012年度の業績は非常に重要であり、これ如何によっては投資戦略の転換の可能性もでてくることになります。




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