スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

中国全通2012年6月中間決算(1)

中国全通(0633)の2012年6月中間決算の発表が出ました。

ざっとしか目を通してないのですが、売上が30%程度減少、粗利益率が減少し、利益が49%程度減少しました。

私の予想に反して販売費・一般管理費は増加していませんでした。販売費は増加だが一般管理費が減少しトータルでは減少。ただしこの内訳がはっきりしませんので、トータルで見ています。

前回のprofit warningではシステム開発コスト等の増加により利益率が悪化するとありましたので、この開発コストはおそらく一般管理ではなく、システム等の原価として売上原価に計上されているのでしょう。

その売上の計上が遅れたのなら、その原価も棚卸資産や半製品として資産に繰延して、売上原価に計上しなくていいように思えますが、システム開発会社の会計についてはあまり詳しくありませんのでそうなったと仮定しておきましょう。

さて、決算書のbusiness reviewには売上計上の遅れのため中間決算では不本意の業績となったが、現在抱えている受注残や増加している問い合わせ、提案などから、下半期には売上のピークが訪れ、2012年通期では満足のできる結果が期待できる、というようなことを記載しています。

このなかには約束した売上みたいな表現もありますが、業績予想は開示していないので、日本における予想業績を達成できるという意味ではないのでしょう。

どちらにしろ私の適当な英訳ですからあまり当てにしないでください。

要は、会社が言いたいのは、上半期は期待を裏切ることとなったが、その原因は説明できる内容であり、下半期で回復できるはずだということでしょう。

これを素直に信じれば今後の見通しは心配ないということになり、そのためか株価も安心反発しているようですが、私としてはどうも心元ない限りです。

警務通の文字がどこにも出てきませんし、何か新規事業の受注が活発になっているというイメージです。

新規事業に特別なリスクがなく安定した収益が得られるなら問題はありませんし、むしろ事業が頭打ちにならずどんどん拡大していけるのは成長株の条件でもありますので、その意味では好ましい話なのですが、ここ1年くらい警務通が業績拡大の牽引役となると表現していたものがいつのまにかどこかに行ってしまったとなると、今後の行方に不安を感じざるを得ません。

警務通のような端末を中央のシステムでコントロールするタイプのものは他のアプリケーションに多様な応用がきくというのはよくわかりますし、先端とはいえないまでも先進国でも注目され普及しつつあるタイプのものだと推測されます。

そのため警務通をベースとした新しいアプリケーションを開発して販売すると、開発コストは下がり利益率も上昇するでしょうから、やはり将来的な希望は持てます。

しかし、個人的には既に全国で普及しているとも、していないともされる警務通の行方が気懸かりです。

警務通が何らかの事情で駄目になり普及のめどがたたなくなり、そのために予想売上が減少したのなら、一旦その事実を受け止める必要があり、新規事業等はあらためてその将来性を判断しなければなりません。

売上計上の遅れというのは、企業が業績を達成できないときに良く使われる言訳の一つであり、前期決算でもその表現がなされていたことを考えると手放しで会社の言うことを信じるわけにもいかないところです。

いずれにしろ、とりあえずは警務通の行方を探らなければならないと考えています。



にほんブログ村 株ブログ 中国株へ
にほんブログ村


スポンサーサイト

中国全通大幅減益の見通し(2)

一日経って多少、冷静さを取り戻しました。

さて、問題となるのは中国全通(0633)の今後です。

なぜ、いままでいくつかの調査機関なりが摑んでいた情報が嘘のように消えてしまったかです。

ある調査機関によると「警務通」は全国32省で各省1万台レベルで既に普及しているとのヒアリングを中国全通のIR担当者から得ているとのことでした。

「警務通」は1台あたり8000元で粗利益が40%くらいだそうですから、これだけで粗利益は8000元×320,000台×40%=1,024百万円です。

前期1年間の利益が205百万円ですから、これだけで数倍になります。減益どころか超大幅増益になるような意味をもつわけです。

しかし、そうはならないということはこの調査機関が間違った(あるいは勘違いをした)取材をしたか、中国全通(0633)が嘘をついているか、あるいは超ひいき目にみて売上計上が遅れているかのどれかです。

会社が嘘をついているのなら投資対象として論外です。

調査機関が間違えたのなら、この調査機関は使えないということですし、あらゆる調査機関は信頼できないということになりますから、自分で直接調べるしかありません。

ちなみにこのことについては2ヶ月ほど前、会社に直接メールで問い合わせましたが、返事はありませんでした。

英語が苦手なので、電話で直接は聞けません。このあたりは非常にもどかしいところです。

今回の大幅減益見通しの理由としては、
(1) the decrease in profit margin as a result of the increase in costs for completing system configuration of some projects
(2) the delay in completion of some projects which led to a substantial decrease in revenue
となっています。

つまり(1)プロジェクトのシステム設計にコストがかかったため利益率が悪化したことと、(2)プロジェクトの完成が遅れたため売上が減少したこととなっています。

「警務通」という文字がどこにもでてきませんので、推測のしようもありません。

超ひいき目に考えて(2)のプロジェクト完成の遅れが「警務通」売上計上の遅れと捉えられないこともありませんが、こじつけっぽく無理があるように思えます。

「警務通」の売上はどこにいったのか、そもそもそれ自体が何かの間違いだったのか、中間決算の発表で明らかになればいいのですが、型どおりの開示なので期待できそうにありません。

中間決算の数値を見て推測するしかないと思われますが、どこまで真実に迫れるかどうか・・・。

いずれにしろ、妙な情報が入り乱れて投資家に期待を持たす割には、決算発表のつどその期待を裏切るという企業は要注意です。

日本企業でもこの手の企業を長期で保有して成功したためしがありません。

中国企業はなおさら不透明なところが多く、さらに信用できないところがあるため、これを期に退却するべきかどうか悩んでいます。

ただせめて赤字になっていないとしたら現在の株価は下値に近いと考えられ、下げ余地がそれほど大きくないとすれば、もう少し様子を見てもいいかとも思います。

どちらにしろ、前期上半期の利益は52百万元、たいした金額ではありません。大幅減益と言っても赤字でないのなら、ちょっとしたことで利益がへこんだのかもしれません。

あまり期待はできませんが、もう少し情報を収集して今後にまだ期待ができるのなら、今少し様子をみてホールドというのも一つの手でしょう。

いずれにしろ、難しい決断を迫られそうです。



にほんブログ村 株ブログ 中国株へ
にほんブログ村


中国全通大幅減益の見通し(1)

中国全通(0633)が2012年6月期中間決算において大幅減益になるとの見通しを発表しました。

かなり参りました。ここのところ、嫌な予感はしていたのですが・・・。まさか現実のものとなってしまうとは・・・。

実際、売却すべきどうか迷っていますし、これで売却したらもう中国株というか、株から手を引くかもしれません。

それだけ愚かにもこの銘柄に一極集中し過ぎましたし、ダメージが資産的にも精神的にもでかいわけです。

しかし、投資家としてこの精神の動揺を抑え冷静さを取り戻すべく、少しでも内容の分析をしておこうと思います。

ただこれはかなり無理やり楽観的に考えようとしている傾向がありますので、あまり参考にはならないと思います。

まず下値のめどですが、純資産は170億円くらいありますから、現在の株価1.15HKDなら時価総額が140億円以下となり既にPBRは1を割り込んでいます。

自己資本比率は極めて高いのでこの指標は信用してもいいと思いますが、資産に不良化しているものが混じっていると危険なので、現預金等をさらに注視しておきます。現預金は120億円程度あります。株価にするとおよそ1HKD程度になりますので、下値が近づいているとは考えられます。

しかし、これは今度発表される2012年6月決算がせめて黒字だった場合です。

a substantial decrease in profit for the six months ended 30 June 2012 as compared with that for the corresponding period in 2011 とありますから、前年上期と比べて大幅減益と読めますが、実際のところ分かりません。赤字になる可能性も想定しておく必要があります。

赤字なら純資産は減少しPBRはあてにならなくなりますし、現預金も減少している可能性があります。下値のめどはつけにくくなります。

赤字でないのならPBRや現預金といった指標はいくらか頼りにできますので、中間決算発表で少なくともいくらか黒字が確保できるなら、下値のめどがつきやすくなり、急反発は無理としても、底入れの可能性はでてきそうです。




にほんブログ村 株ブログ 中国株へ
にほんブログ村


羅欣薬業201206決算

 羅欣薬業(8058)が2012年6月期、つまり第二四半期の決算を発表しました。

内容は売上こそ伸びているものの、例によって販売費の増加により利益が増加しない形となっております。

前年同期比で見ると売上が35.8%増なのに対して当期利益が10.0%増、前四半期比(4月~6月比較)で見ると売上が11.8%増なのに対して当期利益が12.0%の減少となっております。

売上は新工場稼動等に伴い順調に拡大している様子が見てとれますが、利益水準はそれほど増加しておりません。

2010年以降の傾向ですから既に2年半くらいこの傾向が続いています。

2010年第一四半期では当期利益率は35%程度あったのに、この2012年第二四半期では21.4%まで下がっています。

四半期は3ヶ月しかありませんので、3ヶ月ごとの指標には特殊要因も含まれ適当でないかもしれませんが、2010年の通期でみても当期利益率は28%程度あります。

この2~3年の間に利益率が低下したことは否めないようです。

しかしながら粗利益率が下がったわけではなく、粗利益率はむしろ上昇しています。薬価引き下げの圧力がかかる中、粗利益率を維持どころか上昇させてきた背景には、薬価引き下げの網から外れた製品をうまく売上に寄与させていったという、戦略的な製品ポートフォリオの構築によるものとされています。

これは評価できる部分なのですが、販売費の増加が利益の頭を抑えている理由が引き続き課題です。この理由が解明されなければなりません。

販売費・一般管理費の売上に占める割合は2010年度の23%から今年度は37%程度にまで上昇しています。少なくとも今後売上の増加に伴い、それに見合った形で増加が抑えられるのかどうかが着目されます。

薬価を下げることをせず、むしろ粗利益率を上昇させていると言っても、販売ルートにのせるため販促リベート等を大量に使っているとしたら、実質値下げに他なりません。

実際に最終利益率が減少している以上、粗利益率の上昇のみで楽観的な判断ができないことに注意すべきでしょう。

ただずっと続いているこの販売費の増加が何によるものなのかいまだはっきりしません。

拡大した製品生産を販売ルートに乗せるため、新たな販売ルートを開拓するという先行投資的な意味で行われているのか、そしてそれらの費用は段々落ち着いてくるものなのか見極める必要がありそうです。

ただ今のところ残念ながらその判断をつけるには情報が足りません。まだしばらく様子見ということになりそうです。

羅欣薬業については香港取引所においてメインボードへの昇格申請をしたことも関係あるのか、株価は第二四半期決算の発表を受け上昇に転じています。

私が見たところ羅欣薬業の業績は今後を占う上で、決して楽観はできないレベルではありますが、株価は既に割安でありますので好反応しても別におかしくはありません。

個人的には中国株は底入れ時期が近いと見ておりますが、中小型株がそれほどでもない決算発表を受けて株価が反発している現象はその兆と言えるかもしれません。

業績が良いと推測され、株価が低迷している中小型株の今後が少し楽しみとなってきました。



にほんブログ村 株ブログ 中国株へ
にほんブログ村


なぜ不動産投資が必要か1

 私は不動産がそれほど好きではありません。

不動産は株式とはかなり異なり、かなり泥臭いものです。少なくとも営業というか人間関係等が非常に重要です。

加えて清掃やリフォームや苦情処理、延滞、夜逃げ等、結構さまざまな問題と対処しながらの運営となります。

私は自分でリフォームをしませんし、掃除もはっきりいってやりません。これが好きな人ならいいのでしょうが、私は好きでありませんから、およそ業者任せということになります。

かと言って自分が何も知らないで業者に丸投げしていてはうまくいきません。空室を埋めることがまず最重要ですが、その他にも大家が抑えておかなければならない知識はたくさんあります。

私は一通りは経験しましたが、まだそれほど熟練しておりません。

さきほど書いた理由により不動産関連のセミナーには出席しませんし、大家の集まりにも参加しておりません。

いわゆる有名なブロガー大家からはいわゆる最低大家と言われるようなレベルかもしれません。

しかしそれでも不動産投資はそれほど下手を打っていません。

大儲けしているとはいいがたいですが、何も知らないところから始めたにすれば、あまりひどい状態とはなっていないのです。

ひどい状態とはいわゆる資金的に行き詰まったとか、最終損益がマイナスだったとかいう状態を言います。

30%とか悪くても20%という高利回りを夢見て不動産を購入した人には申し訳ないのですが、
最終的に物件を売却する出口まで考えたところ、こういった利回りが実現することはありません。

こういった理想利回りは理論利回りと言われますが、物件が購入した価格(以上)で売れる、空室が0、よって募集コストが0また入退去時の現状回復コストが0、不動産管理会社に支払う管理手数料(通常家賃の5%)がない、その他の修繕がないなど、理想的というかまず実現不可能な条件のもとでしか成立しないものです。

まさに絵に描いた餅なのです。

不動産投資で大儲けすることは難しいと私は考えます。

ではなぜ不動産投資をするのでしょうか。

今が我慢の時

中国の景気減速懸念というか減速感がでてきてから大分経つように思えますが、今が我慢の時なのではないでしょうか。

マクロ的な指標もそうですが、個別企業的にも減益や赤字等、業績が悪化し始めている企業が少なからずでてきています。

これらの株価はそれらを織り込んでいたかのように既にかなり下がったところにきています。これで企業業績というファンダメンタルズと株価というテクニカルが一致して、結局株式市場は効率的で相場では勝てないんだ・・・と思いがちです。

ところがそうではありません。

結果的に株価とファンダメンタルズは一致することとされますが、実際株式市場は効率的でもなんでもありません。

結果的に株価が先走ってファンダメンタルズが後から追いつくこともありますが(そういった現象が株式市場をあたかも効率的なものという印象を与えている)、そうでないことも多いのです。

株価が間違っていることはしょっちゅうありますし、むしろその方が多いともいえます。

というかどのあたりまで先を読んで、今の株価が正当化されているのか実証することも実際にはできないわけです。

現在の中国株は業績の悪化している企業の株価が低迷するのと同時に、業績の良い企業も低迷する傾向にあります。

つまり株式市場全体の低迷期だと考えられます。

株で大きく儲けるためには底で仕込む必要があります。

現在が底かどうか判断することはできませんが、株価は既に景気減速、企業業績を織り込むような形でかなり下落しています。

今後2012年第一四半期等の業績で悪化等が発表されても、もはや株価が反応つまり下落しないようであれば株式市場底入れの可能性は高まってきます。

さまざまな見方がありますが、私個人的には中国はまだ循環的な景気減速の波に巻き込まれているだけであって、強固な構造的な壁にぶち当たっているわけではないと考えます。

企業にもよりますが景気の循環的側面が理由で業績が低迷・悪化した企業は業績が底入れし出してくることが予想されます。

株価がそれを先読みして上がり出すとすれば、やはり教科書どおり景気の底に半年なり一年先行して株価が底入れする可能性も高いのです。

なお、業績が悪くもなっていないのに株式市場全体の地合いに引きづられ株価が下がっている銘柄はそれだけ割安になっており、底入れの時期も早いと思われます。

また、私が見たところ、業績が良くても株価が低迷している銘柄は中小型株に多いみたいで、大型株はその時価総額の大きさから機関投資家に常にいくらか組み入れられる投資対象として見られている関係上、こういった相場低迷期でもあまり下落せず割高なままであることが多いようです。

株式市場の大底時においては、機関投資家の対象とならず個人投資家の投機的売買の対象となっているがゆえに、良い業績内容にかかわらずかなり売り込まれ割安になっている、こういう銘柄に妙味があるのではないでしょうか。

こういう銘柄こそリスクもありますが、大きな投資チャンスも潜んでいるものです。




にほんブログ村 株ブログ 中国株へ
にほんブログ村


プロフィール

investerK

Author:investerK
---------------------------

<株式投資理論>  

---------------------------

<中国株>  

---------------------------

<日本株他>  

---------------------------

<資産を築くために>  

---------------------------

<マクロ経済>  

---------------------------

<不動産投資>  

---------------------------


ツイッターはこちら
 

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。