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中国で有望な業界とは?(1)

中国においては高い経済成長が実現し、国民所得の向上が起こることがほぼ確実と判断しているわけですが、株式投資の世界においてどの業界でもいいということではありません。

その業界の成長が高く見込まれることがまず必要条件ですが、それだけでは十分ではありません。

具体的には個別企業に投資するわけですから、その業界がどういう状態であるか、投資対象がその中でどのような位置を占めるかが重要です。

まず、検討しなければならないのが、その業界が儲かる業界であるかどうかです。

過当競争に陥っていたり、政府に販売価格を抑えられていたりと、構造的に儲からなくなってしまっている業界は存在します。

日本で言うとTV産業などが良い例でしょう。

なぜ儲からないのか、その理由はまた書くことにしますが、結論として儲からない業界に投資してもどうしようもありません。

儲からない業界でも、とびっきり優れた内容をもつ企業が存在することもあります。そういう企業は儲からない業界構造の中でも、優秀な技術や製品を拠りどころとして優秀な経営陣が強い組織を形成しています。

しかしそういった企業の内面の優秀さを判断するのは容易ではありませんし、個人的には儲からない業界における優良企業への投資は、余程のレベルでない限り行わないことにしています。

事業環境が好ましくないのに企業努力の凄まじさで何とか業績をあげている銘柄よりは、事業環境が好ましく大して企業努力をしていなくても大きな業績をあげられる銘柄の方が投資対象として魅力的だからです。

特にわざわざ中国において株式投資を行うのは、高い経済成長と業界の成長を前提としているのですから、わざわざ調子の悪い業界の中で優良銘柄を探す必要はありません。

言葉は悪いですが、楽して儲けられるに越したことはないのです。


「経営していなくても好業績をあげられる銘柄に投資せよ」であります。


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中国の自動車銘柄は有望なのか?(2)

Qさんが中国の自動車銘柄に消極的な理由はよく分かりませんが、おそらく氏独特の目の付けどころとして、自動車の完成車メーカーは御めがねにかなわないのでしょう。

他にもっと妙味ある銘柄があるということかもしれません。

バフェット氏が投資したBYDはどうでしょうか。

これもよく分かりませんが、バフェット氏は市場そのものの成長よりも個別企業の潜在的な成長力にその価値を見出す投資家のはずです。

なので、中国の数少ない民間の自動車メーカーで、いち早く電気自動車への開発を手がけた、いわばベンチャー的な企業にその価値を見出したのかもしれません。

まあ、理由はどうであれ一流投資家の真似をすれば投資で成功するわけではありませんから、どう分析し、どう判断するかは自分で考えなければなりません。

中国の自動車市場に詳しくない私がいうのもなんですが、中国の自動車市場は上海汽車、第一汽車、東風汽車などの中国メーカーがVW、トヨタ、日産、本田、現代等の外資と合弁会社を作り製造販売しています。

シェアトップの企業でも5%程度でありますが、上海汽車、第一汽車、東風汽車などの中国大手メーカーは複数の外資と合弁会社を作っていますから、グループのシェアで言うと大手はそれなりのシェアを占めています。

まだかなりの数の自動車メーカーが存在しているようですが、いくら中国でも自動車産業は規模による利益が優先される産業なので、政府が数社の大企業に再編を進めてくる可能性が高いと思われます。

寡占化は始まっていますがまだまだ途中であるということでしょうか。

そう考えますと、自動車の販売台数は3倍程度にしか伸びないとしても、シェアを拡大することにより、主要な自動車メーカーは販売台数を5倍、10倍にできるかもしれません。

いずれにしても、上海汽車、第一汽車、東風汽車の3社は上場しておらず株式投資することができません。

投資するとしたら中国の民間自動車メーカーであるBYD,吉利、奇端といったところでしょうか。

これらのメーカーの販売台数はまだ40万台~60万台です。最終的に生き残るとすれば販売台数は10倍以上になる可能性があります。というより10倍くらいにならなければ自動車業界では生き残れないでしょう。

外資を規制しているといっても自動車産業は規模の世界ですから、販売台数を大幅に増やしそれなりのシェアをとらなければ、生き残ることは難しいと思われます。

中国の自動車市場は半ガラパコス市場のような状態ですが、中国の巨大な市場規模を背景に一定のシェアを握れば、グローバル競争に打って出る基礎も固まります。

特にリチウムイオン電池で優位性を持ち電気自動車の開発に先行しているBYDは可能性があります。

今年に入り中国の自動車販売の伸び悩みとシェア低下の両方で落ち込んでいるBYDですが、企業独自の技術、マーケティング能力、製造ノウハウ、経営陣の能力などをきちんと評価できるのであれば、投資妙味ありと考えています。

勿論、買う場合の株価は徹底的に吟味しなければなりません。


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成長市場だからと言って儲かるとは限らない(2)

銘柄選択が重要なのは当たり前のことですが、なかなか難しいのが現実です。

私は2009年に製薬銘柄として羅欣薬業(8058)、2010年に農業・食品関連として亨泰(0197)に投資してそれなりに成功しましたが、2011年に北控水務(0371)で引っ掛かってしまいました。あと東江環保(0895)も失敗しました。

北控水務(0371)や東江環保(0895)に関しては実際のところまだまだこれから成長すると踏んでいるのですが、少々気の焦りから10月の相場下落時に損切り、中国全通(0633)に乗り換えています。

相場が暴落している最中で乗り換えたので、その乗り換えコストも決して安くなく結果的にあまり儲かっておりませんが、現在はほぼ中国全通(0633)一本に絞った形になっています。

中国全通(0633)に関してはこれまでも自分の分析したところを記載し、今も当然のことながらウオッチしていますので、ここでは触れません。少なくともこの銘柄に関してはまだ保有する必要があること、そしておそらく失敗する可能性は低いだろうと見ているということです。

ところで、上記の銘柄からお分かりのように銘柄の一次抽出(スクリーニング)は誰かの注目銘柄から拾っています。

中国二季報などからスクリーニングするのはちょっと難しく、専門家などが一応注目している、それなりに有名な銘柄を利用しているということです。

日本株なら四季報等から全銘柄に目を通すのですが、中国株では事情に疎いためそれは行っておりません。あくまでこの世界で先行している人達の眼力、見識を当てにしていますのでこの部分では他力本願です。

勿論そのあとこれらの銘柄から自分で第二次の銘柄選別を行うわけですから問題はありません。私の銘柄選別はそこから始まります。

ところで、中国経済が成長し中国の国民所得が向上するといっても、中国の企業すべてが成功、成長するわけではりません。

成長市場においてはそれだけ競争が激しくなることも事実であり、競争に脱落して退場する企業も多いのです。

日本の高度経済成長においてもそうでしたし、今後の中国株投資を考える上でもそれは同じです。同じ中国株といっても、投資に値する市場、銘柄というのはかなり絞られてくるものなのです。

例えば中国の国民所得が向上し、消費財、耐久消費財も含めて最終消費財の市場が伸びると考えられます。

消費財といいましても、食品、衣料、日用品、家電、自動車とさまざまですが、これらはすべて有望なのでしょうか。そこが難しいところです。


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中国全通(19)

中国全通(0633)が上昇してきました。1ヶ月前では1.4HK程度であったのが、昨日終値で1.9HKと35%の上昇です。

昨年末頃、小遣い稼ぎに1.4HK台での買い増しを検討しましたが、一時的にしろキャッシュポジションを減らしたくないこと、及び上昇すれば買い増した分まで長期保有となってしまう可能性があり、キャッシュバランスが悪くなって株式リスクが増加することなどを理由に見合わせていました。

株価は2日続けて大幅上昇しましたので、今日は反落すると思われますが、いずれにしろ今日、明日売るわけではありませんので、株価の逐一の動きに一喜一憂はしておりません。

ただ昨年後半時点において、決算期にむけて動き出すのではないかという予想をしておりましたので、それに近い展開が訪れたことには、少々喜びを感じます。

ところで、私は今日、明日に売るつもりではないのですが、それではいつ売り時となるのかが問題です。

こんな問いに答えられるわけではありませんが、個人的なシナリオでは次のように考えております。

まず2011年の決算が自分の読みどおり、5割程度の増益となるかどうかを確認する必要があります。

この決算発表はおそらく3月末くらいでしょうから、それまでは当然待つことになります。

この発表で5割程度の増益が達成できていない場合、内容を分析し保有か売却かの決断を
しなければなりません。

5割増益に少々届かなかったとしても、一部売上が翌期にずれ込んだようなケースの場合は、許容内のことと判断しますし、内容が問題です。

ただ足元の事業環境を考えますと、5割程度の増益は期待できますし、達成できなければ株価の水準にもよりますが、弱材料となるのではないでしょうか。

ただ、いずれにしても重要なことは、2012年度の見込みです。2011年はもう既に終了しているわけですから、新年度2012年度の業績の予想に今後の株価は大きく影響を受けることになります。

中国企業のほとんどは業績予想を発表していませんので、このあたりは推測するしかありません。

推測の根拠としても第一次情報を入手することは私の力ではできませんので、第二次情報、つまり証券会社とか、投資顧問関係において取材された調査レポートを基に分析するほかありません。

少し頼りない話ではありますが、これは仕方のないことであり、その分慎重に分析、判断をしていこうと考えています。




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中国の自動車銘柄は有望なのか?(1)

最終消費財の雄として自動車が挙げられます。中国の自動車銘柄は果たして有望なのでしょうか。

Qさんは中国における自動車銘柄には懐疑的なようです。自動車市場は成長するのが確実だとしても、その中で自動車を製造するメーカーには大してその恩恵を受けないといった見方のようです。

これに反してバフェット氏は中国の国産自動車メーカーであるBYDに多額の投資をしています。

これはどのように見るべきでしょうか。

まず、中国の自動車市場は成長がほぼ確実と思われます。2011年度は後半伸び悩みましたが、中間層の増大に伴い、今後も販売台数が増加していくのは確実だと思われます。

最終的に日本なみに自動車が普及するとすれば単純に考えて販売台数は日本の10倍になります。

日本が500万台とすれば中国5000万台ということでしょうか。2011年からすれば2倍以上の成長余地があります。

保有台数は日本の8000万台に対して現在中国は1億台程度ですから8億台、あと8倍くらい増える必要があります。中国は米国と同じように国土が広いですから、普及率は米国なみになるかもしれません。

これをあと何年で達成できるかということは分かりませんが、年間2000万台で達成するには35年要してしまいます。

年間5000万台なら14年ですから、おそらく近い将来販売台数5000万台くらいには達するのではないでしょうか。

成熟国の販売台数(つまり買い替え)を参考にした場合の中国の販売台数が5000万台ということになります。

保有台数が上限に達するまでに販売台数は大きな山を迎えることでしょうから、販売台数はピークアウトする前に5000万台以上の販売を実現してもおかしくないと考えられます。

おおざっぱな計算ですが、まだ販売台数は3倍程度まで増加する可能性があるということです。

思ったよりたいしたことありません。

私見ですが医薬品市場ならまだ10倍くらいの成長余地があるように思えます。そう考えますと、自動車銘柄への投資は思ったほどの成果をあげられないのでしょうか。


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成長市場だからと言って儲かるとは限らない(1)

中国経済はまだまだ成長途上であり、特に国民所得が大幅に増加するという見通しが、私の場合、中国株投資への前提となっています。

少なくともそうでなければ、情報が入手しにくく、自分で足を使って調査するのも容易ではない中国株に目を向ける必要はないでしょう。

同じ条件なら日本人は日本のことの方が一番よく分かっていますし、また理解するのがはるかに容易なので、日本株を調査して投資判断を下す方が精度が高いと思われます。

にもかかわらず遠く離れた(地理的には隣国ですが)中国に投資対象を見出そうとするのは、そこが今後の成長市場であることに他ありません。

日本株でも1000に一つあるいは10年に一つのような銘柄を探し出して投資することは不可能ではありません。

しかしそういった銘柄はめったにない上、見つけたときはそれなりに上昇しているのが常で、結構リスクがつきまといます。また見かけ倒れ的な銘柄に引っ掛かることも多く、なかなか一筋縄ではいかないのが成熟国における成長株投資です。

グーグルヤアップルのような銘柄を探し出したいならむしろ米国でしょうし、それならばやはり外国ということになって、中国株に対して日本人がもつディスアドバンテージと同じことになってしまいます。

やはり中国株という選択肢は今のところベストだと考えています。

他の新興国、インド、タイ、ベトナムといった選択肢もありますが、これらになると情報を集める困難さは一段と増してきます。これらの新興国への投資を否定はしませんが、私的には難しいと判断していますし、中国株への投資の前提となる中国の経済成長を信頼するのが最も手堅いのではないかと思います。

それは、中国の巨額の貿易黒字、またそれを稼げる土台、その結果生まれている膨大な外貨準備高、財政余力、技術集積度、指導者層の優秀さ、国民の勤勉さなど、他の新興国と比べても経済成長の要件を備えていると見るからです。

「株式投資は経済が成長するところでやれ」というのは名言だと思います。

経済が成長する以上、その土壌で成長する企業が多いため、成長銘柄に当たる確率が高いということもありますし、2流、3流の銘柄でもおこぼれに預かれるからです。最悪、出来の悪い銘柄に当たったとしても、物価上昇や人民元高の上昇により、それなりに何とかなる可能性も高いということもあります。

リスクに比べリターンが高いということでしょう。

逆に言えば、リスクをとるに値するリターンがあるということに他なりません。

しかし、そうは言ってもどんな銘柄でもいいかといえばそうではありません。銘柄によって投資成果には雲泥の差が開きます。やはり成長市場であろうと、銘柄選択が最も重要になってくるのです。


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中国は巨大なガラパコス市場(2)

中国は小平以降、指導者層が優秀で国民も勤勉だと思います。

中国人ほどよく働く民族はないとも聞きます。少子高齢化により最近の若者は昔ほど働かないとも聞きますが、一人っ子政策も見直されつつありますし、日本もおなじようなところがあるので、なぞらえて考えた結果、少なくとも中国の経済成長はまだまだ続きそうです。

特にいまだ日本人の所得の10分の1程度である中国人の所得は年々向上し、中国人の生活は豊かになっていくと思われます。

私は少なくともそれを前提として長期の投資戦略を立てています。

よって中国における消費財市場の成長を背景に急成長する企業を発掘、投資することが手段でありました。

現在の私のポートフォリオは中国全通(0633)に偏りすぎて歪なものになっていますが、これは少しハイリスク・ハイリターンの賭けに出たものであり、これが成功した後は別の形にするべきだと考えています。

ところで、中国国民の所得向上に伴う中国消費財市場の成長に恩恵を受け、成長する業界、企業とはどのあたりになるでしょうか。それが問題となります。

中国はあらゆる国家的な制約により外資企業が自由に中国市場に入ることができないようになっています。優れた技術や仕組みをもつ外資が制限なく自由に中国国内に入ってくれば、中国の貿易収支は悪化してしまいます。

繊維などのローテクでせっかく稼いだ外貨が付加価値の高い製品類を買わされることで台無しになってしまい、経済成長は滞ってしまいます。

かといって自国の閉ざされた環境で自国のみの力で切り開いていくには無理があります。たとえできたとしても相当な年月を要します。

中国の指導者層はしたたかで賢いので、外資は国内企業と合弁で事業を展開するなどの条件をつけ外資を国内に招き入れてきました。つまりは技術をうまく盗む(取り入れる)ための
戦略です。

いずれにしろ、そのような戦略のもと、中国で生産される製品はどんどん高度化してきましたし、貿易黒字で稼ぐ外貨は巨額な水準にのぼってきたのです。

よって、中国には合弁にしろ欧米や日本の車が大量に販売されていますし、中国が世界から切り放された市場となっているわけではありません。

それでも中国は独自の政策を貫いてきており、一部のあるいは多くの市場ではガラパコス化しているのです。

障壁が最も高いインターネットで考えるとわかりやすいでしょう。中国にはグーグルやツイッター、フェイスブックが参入することができず、テンセントや百度がその代わりをつとめています。

中国では人口が13億人と多いため、たとえガラパコス化された市場であってもそこでシェアをとれば十分巨大企業となりえるのです。

契約者や利用者の数が売上の基礎となる企業、中国移動等の通信業にもそれは当てはまるわけです。

さて結局のところこういったある種特殊性のある中国市場で何を投資対象に狙うかが問題となります。

日本で投資対象を探す場合、国内のみにしか展開できない企業は成長の余地が少ないわけで、国際的に展開できる真の優良企業を探す必要があるのですが、中国の場合、国内市場が巨大なので国内だけでしか通用しないガラパコス企業でも全く問題ありません。

しかし市場が開拓されシェアもこれ以上あげにくいテンセントや中国移動にこれ以上の大きなパフォーマンスを期待するのも難しい気がします。

個人的には消費財市場が量的にも価格的にも大きくなるという前提で、その恩恵を受けやすい企業として、現在すでにシェアトップか2位の位置につけている企業が好みです。

食品における康師傅、日用品の恒安国際などがそれにあたります。

地味ですが、長期的にはポートフォリオに加えておきたい銘柄です。買うときの価格は徹底的に吟味しなければならないと考えていますが。

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