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資産運用に関して(1)

資産運用はとても個人的なものです。

ある人にとって有効な手法が別の人にとって有効であるとは限りません。

例えば100万円しか運用資産がない人と10億円の資産がある人ではその運用手法に違いがでてきて当然です。

100万円しかない人は大きく資産を増やす必要がありますし、それだけにリスクをとらなければなりません。一方、10億円ある人は積極的に増やすよりも減らさないように運用を心掛ける必要があり、資産を大きく減らす可能性のあるリスクの大きな取引に手を出すことはあまり感心できません。

年齢も関係あります。100万円しかない人が若い人であれば、先物、オプション等のデリバティブを使って、大きなリターンを狙うために相応の高いリスクをとることは悪いことではありません。むしろ若い時ほど、資産、精神力に回復力があり、また知識、ノウハウ、経験を通じて自身が成長するチャンスがあるわけですから、積極的にリスクをとることは賛成です。

しかし、高齢者だとそうはいきません。高齢で100万しか資産がないのはそれはそれで問題ではありますが、現実がそうだとしたら今更そんなことを言っても始まりませんし、それはそれで大事な老後資産をしっかり守らなければなりません。

また、サラリーマンであれ事業経営者であれ、フローである年収の水準も大きな要因となります。

年収500万と3000万ではそのリスクの取り方に違いが生じて当然でありますし、また銀行の与信そのものが大きく変わってきます。当然年収が高い方が投資の選択肢が拡がるとみて間違いありません。

その他家族構成や将来の構想など、資産運用はとてもパーソナルな問題なので、自分自身の状態や属性などよく見極めて、あくまで自分自身のプランを作らなければなりません。

株式でも不動産でも投資の話となると意見が食い違い平行線となることがありますが、これはどちらが正しいということではなく、そもそも資産運用というものの性質に起因していることなのです。

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羅欣薬業(5)

羅欣薬業(ルオシンファーマ)は最高値更新となっております。

株価10香港ドルで計算しますと時価総額は730億円程度となります。まだ数百億円レベルですから株価的に大きくなり過ぎているわけではありません。

2009年度の利益水準36億円をベースにPERを計算しますと20倍程度です。

さしあたり増資前の水準で考えておきますと、前期2009年度の実績ベースで17倍程度、今期(2010年度)が30%程度増益となるならその予想をベースとしたPERは15倍程度に下がりますから、割高とも割安とも言えない水準です。

羅欣薬業(ルオシンファーマ)のように高いレベルの成長力をもつ小型企業の場合、PERの10倍台は割安であると個人的には考えておりますが、保守的に見積もり割安株を探すという観点でみると、割安株とは言いにくい微妙な水準となります。

結局のところ、この株価を割安と見るのか割高と見るのかは、企業の成長力評価にかかってきますので、そのファンダメンタルズをきちんと見定めた上で、投資を決定すればいいことでしょう。

羅欣薬業(ルオシンファーマ)については、これ以上騰がらないと考えているわけではないのですが、どうしても安値覚えになっておりますし、この価格で買い増しを続けると平均値がぐんと上昇してしまうため、ほとんど放置状態となっています。

個人的には、羅欣薬業(ルオシンファーマ)はまだまだこれからの企業だと思いますし、株価的にも割高な水準になっているわけでもないので、まだ上はあると考えています。

ただ、それがいつのことかテクニカル的に株価がどうなるのかは誰にもわかりません。

ですから株式投資である以上、銘柄が良いと言ってもあまり過信せずに自分のポジションとよく相談しながら、意思決定をしないといけません。

羅欣薬業(4)

羅欣薬業(ルオシンファーマ)の売上は2009年度で120億円程度です。前年度が90億円程度でありましたから、初めて100億円台に乗ったところです。

前述しましたように、中国の医薬品市場は7兆くらいはあるわけですから、売上が120億円程度ならシェア云々を言うレベルでもありません。

またこの中国の医薬品市場そのものがマクロ的に見てまだまだ拡大するものと思われます。

要するにおおざっぱに言って、羅欣薬業(ルオシンファーマ)が売上を伸ばす余地はまだまだ、無限と言っていいくらいにあるわけです。

勿論、無限ではなく限界はありますが、現在の水準から考えればその伸びしろはまだまだ心配するレベルではないということです。

私見ですが、売上高が100億円レベルなら30%程度の成長率はそれほど難しいものでないと思われます。

現在のところは羅欣薬業(ルオシンファーマ)においては、生産能力の拡大、販路の確保、そして売上の増加という単純な成長路線が中国のマーケットに沿った形で進められているのですから、問題はあまりないのではないでしょうか。

詳しくは分かりませんが、羅欣薬業(ルオシンファーマ)の知名度は中国本土ではそれなりにあるようですし、品質も悪くはなく、現在のところ作れば売れるという状態のようです。

ということは成長戦略においては、工場拡張等の設備投資戦略とそれに伴う資金計画つまり財務戦略の問題となります。


羅欣薬業(3)

時価総額やPERは必ず自分で算出するようにしましょう。

特にPERは「指標は当てにならない?(PER編)」で説明しているように、内容を十分理解した上で利用しなければなりません。

羅欣薬業(ルオシンファーマ)の発行済株数は2009年度の期中平均で6億円9百万株と記載されていますので、これを用いましょう。

香港ドルを分かりやすく1香港ドル12円として時価総額を計算しますと、羅欣薬業(ルオシンファーマ)の株価1株が6香港ドルの時で、6香港ドル×12円×6億9百万株=438億円です。9香港ドルなら9香港ドル×12円×6億9百万株=657億円程度となります。

羅欣薬業(ルオシンファーマ)の利益水準が2008年度で25億円ですから、PERは決算前で438億円/25億円=17.5倍程度、決算後の増益が発表され株価が上昇した後で見ると、657億円/36億円=18.3倍程度ですから、PERはほとんど変わっていないことになります。

しかし、実はPERは過去の数字ではあまり意味をなさないのです。

将来の予想されるPER数値に意味があるのです。

ですから現在ですと、もはやPERは2009年度の利益水準の36億円ではなく、今年度(2010年度)の利益水準を予想して、株価の妥当性を計る必要がでてくるわけです。

例えば、今年度も羅欣薬業(ルオシンファーマ)の利益水準が5割増加する見通しだと2010年度利益予想は36億円×1.5=54億円となります。株価が9香港ドルでもPERは12倍程度ですから株価水準は悪くありません。利益水準が3割増加する見通しだと36億円×1.3=46億円程度となりPERは14倍程度となります。

このPER12倍や14倍といった数値が割安なのかどうかは一概には言えませんが、羅欣薬業(ルオシンファーマ)のような規模でかつ高い成長が期待できる企業で言えば、10倍~15倍といったPERは悪くない水準です。

勿論、増益率がどの程度になるかで予想PERは変化してきますので、業績予想がポイントになることに違いはありません。

しかし、羅欣薬業(ルオシンファーマ)については、総合的な分析を簡単にするだけでも、割高で買われ過ぎといった水準にはまだ達していないことが推察されます。

羅欣薬業(2)

そうこう言っている間に、羅欣薬業(8058)は大きく動いてしまいました。

決算発表前は6香港ドル程度でしたから決算発表で5割以上上昇したことになります。

羅欣薬業の決算(2009年12月期)の当期利益は46%程度の増益でありましたから、この部分が株価に反映されたと言ってもおかしくありません。

そうしますと、決算前の株価6香港ドルが妥当であったとしますと、決算発表後に約5割の増益を反映して9香港ドルになったところまでは通常の相場であり、これ以上上昇すると相場は過熱気味ということになります。

これ以下だと決算を織り込んでいない水準として割安と判断されます。

しかし、決算前の株価が決算を織り込んでいないということではなく、むしろあらゆる思惑が交錯して株価を左右しているのが実態です。

おそらく決算前の株価6香港ドルは決算予想を過小評価というか不安視したのでしょう。ところが決算が予想以上に良かったため、株価はその反動もあり大きく上昇したものと思われます。

いずれにしろ羅欣薬業の決算前の6香港ドル、決算後の9香港ドルという株価について、利益水準から割安・割高の判断をしておく必要があります。

羅欣薬業の2008年の税引後利益は約25億円、2009年の税引後利益は約36億円です。円換算するとその時の為替の問題が生じますが、さしあたり人民元が固定化されており、香港ドルも大きな動きがないものとして計算し判断していきます。

羅欣薬業の場合(ほとんどそうですが)決算書は人民元表示、株価は香港ドル表示となりますので、米ドルでもなんでも良いのですが、統一した尺度で見ていく必要があります。とりあえず私は日本人なので、日本円に換算して感覚を摑んでおります。

この後、時価総額等を算出し、羅欣薬業の相場を判断していくことにします。

羅欣薬業(1)

羅欣薬業。銘柄コードは8058です。

ホームページはこちらです。
http://www.luoxin.cn/en/ 

残念ながら英語ですし、情報量もあまり多いとは言えません。

情報はむしろ香港取引所からいただいた方がよろしいかと思われます。
http://www.hkec.com.hk/eng/index.htm

こちらも英語でありますが仕方がありません。

元情報を正確に摑むにはこういった努力も必要なのではないかと思われます。

しかし、英語情報というネックに加え、圧倒的に情報が不足していることは否めません。

私がこの企業の情報を調べる場合も、かなりの寄せ集めの不確定なものです。それでもめげずにこの銘柄は追っていきたいと思います。

それでも、中国の成長というマクロ要因から入り、次に医薬品市場というセクターに絞り込んできた結果、この銘柄にたどり着いてますから、この企業を取り巻く環境という点では前述したようにチャンスは多いと考えています。

中国政府は医薬品業界において規制を強化していると聞きます。違法な業者の摘発や薬価の引き下げというのはどれも、国民の医療レベルを改善し、国民生活を豊かにしていく上で欠かせないものだと思われます。

ただし、その対象となる業界、個別の企業にとっては基本的には逆風です。

少々乱暴な方法で稼いでいた業者は淘汰されるでしょうし、薬価の引き下げに耐え得るには、企業として確固な体制を有しているところでないと、生き残っていくのは苦しいと見られます。

まず。このあたりに関しては羅欣薬業は問題がないことと思います。

薬品セクターの場合(2)

中国の医薬品市場の伸びは目覚ましいもので、今年(2010年)にも日本の市場規模(7兆円~8兆円)を抜くと言われています。(既に抜いたとの情報もありますが、統計の問題はややこしいですから細かいことは抜きにしておきます。)

しかし、それだけの市場規模を備えていながら、それに見合った規模の企業がない状況です。

4000ぐらいの小規模な企業が乱立しておりますし、その技術や研究開発といったものもまだまだの水準と思われます。

まさに、群雄割拠。しかしいずれこの中から戦国大名のような力強い銘柄が出てくることでしょう。

日本の医薬品市場を見てみますと、市場規模が7兆円として、首位の武田薬品の売上高が1.5兆円程度、第一三共、アステラス製薬、大塚製薬(非上場)がともに約1兆円程度、エーザイが約8千億円と、この5社で市場の70%以上を占めるという市場です。

勿論、外資企業の売上や、日本の企業の輸出等を考慮しなければなりませんから、この計算はあまり意味をなしませんが、一般的に医薬品市場は数社が主要な売上を独占しやすい市場です。

そして残りのニッチな市場を後発医薬品メーカーをはじめとした中堅レベルのメーカで分け合うような状態になるのでしょう。

特に先進国の医薬品市場は、研究開発及び設備投資に巨額な資金が必要となりますので、その傾向が強くなります。

しかし、現在の中国ではまだ巨額な研究開発や設備投資に見合う規模をもった医薬品メーカーは見当たらないのが現状です。

トップの企業でも売上高1000億円を超える程度。上位100社を見ると大体売上が数百億円レベルであり、これらが全体の40%を占めます。つまり、まだまだ市場の寡占化が進んでいない状態です。

ただし、今後はこれらの企業の集約が進んでくることでしょう。規模の大きな強いメーカーの育成は中国の国策でありますし、中国の医療は間違いなく進んでいくと考えられるからです。

これらの条件を総合してみますと、中国の医薬品メーカーの中からこれはと思う銘柄を選んで投資しておきますと、思いがけなく大きく化ける可能性が期待できると思われます。

その一つに羅欣薬業という企業があります。

薬品セクターの場合(1)

話が少し乱暴になっておりますが、携帯電話産業でも、自動車産業においても、普及率拡大と元を通じた物価の上昇を考慮すれば、大型企業でもまだ上昇の余地があると言えるでしょう。

しかし、これらの産業はかなり大きくなってきていますし、その産業を代表する企業も集約され将来の勢力図がおよそ判明しつつあります。そしてそれらの企業はかなりの大きさになってきています。

企業の大きさと言うのは、売上高や総資産などいくつかありますが、さしあたり企業価値の市場価格である時価総額で見てみますと、大体、兆円企業、悪くても数千億企業となっていることが分かります。

将来の成長を買うなら、特に10倍といったレベルでの高成長銘柄を狙うなら、現時点での企業規模が小さい方が期待できます。無論、規模が小さいというのは悪く言えば海のものとも山のものとも言えない企業が混在しますから、その見極めは重要です。

また、企業はその規模によって求められるものが異なります。つまり、成長のステージに応じた、組織、人材、財務等の経営戦略が必要なのです。

だから、規模が小さければ、将来の高成長が期待できるという単純なものではありませんし、
ある企業が将来にわたりいくつかの成長ステージの壁を乗り越えて、10倍以上の企業に化けるかどうかを現時点で正確に予想することはできないのです。(企業の成長ステージについて参照)

しかし、市場規模が大きいにもかかわらず、その市場を代表するような企業が存在せず、一部の企業の寡占状態になっていない市場は面白みがあります。

それは、企業にとって戦国時代の初期にあたるわけであり、これが激烈な競争を経ていくつかの企業に集約されていきます。つまりその市場において高成長銘柄が誕生する確率が高いのです。

現在の中国市場で言えば、医薬品市場がこれに該当します。

中国市場のリスク

中国市場に対する不安はいろいろあります。

何といっても一党独裁の国ですから、規制、政策、どれをとりましても不安材料には事欠きません。

また国有企業あるいは実質国有に近い企業が幅をきかせているのも事実であり、自分が投資する純粋な民間企業が再編に巻き込まれ、国有企業に吸収されてしまったらどうしようなどと考えてしまいます。

順調に成長して株価も上がっていた企業が、突如大企業に合併されるというような話は日本でもありました。

所有していたのは小型の成長株だったのに、(吸収)合併されると、その大企業の株が割り当てられてしまいますから、その後の株価には期待できなくなってしまいます。

勿論、その時の時価で割り当てがなされますから、現金で売却した場合とほぼ同じことになり損をするわけではありません。

しかし、大きく成長し、株価が大化けすることを狙っていた投資家にとっては、遺憾以外のなにものでもありません。

私も何度か悔しい思いをしたものです。

また、長期的に株を所有する予定のため、目先の高値を摑み引かされていた投資家は、合併が決まり合併先の株価が割り当てられた時点で事実上損失確定です。

長期的な成長を期待してたからこそ少々の高値を我慢して買っておいたものを、その成長の果実を手に入れる前に、株式市場から自分が強制退場させられてしまうわけですから、たまったものではありません。

それでも、そのようなリスクがあるからこそ、リターンを狙えるというように考え、自分を納得させる以外に方法はありません。

中国市場はもともとリスクの高いところです。

リスクをできる限りコントロールしてリターンを徹底的に追及する、これ以外ないのではないでしょうか。
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