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金持ち父さん貧乏父さんの与えた影響

 「金持ち父さん貧乏父さん」はベストセラーになりましたが、大量に売れた本の数ほど金持ちが増えたという話は聞きません。

 この本は良書だとは思いますが、これを読んで金持ちになるというのは難しいようです。

 同様に、書籍やウエブを通じ、株式、不動産、ネットビジネス、その他においても成功話やノウハウが溢れています。

 中には、誰でもできるとか、ほとんど何もしなくても儲かるというような話もありますが、その真偽はさておき、そこら中を出回っている情報で、日本中が金持ちだらけになったということはないようです。

 私が思うところ、例えば不動産投資で言うならば、100冊の本やDVDで学ぶより、1棟のアパートを買って運営を始めること、つまり自分で経験を積むことからの方が、よほど多くのことが学べます。

 その中には失敗という極めて重要な経験も含まれることでしょう。

金持ち父さんが確か「人は成功経験からはほとんど何も学べない。重要なことを学べるとすればそれは失敗の経験からだ。」と言っていますが、まさにその通りだと思います。

 しかし、失敗から学ぶと言っても限度があります。いきなり致命傷を負って再起不能となってしまったのではどうしようもありません。人の成功談のパターンに一度失敗してどん底まで落ちた後、復活して成功したというのがありますが、自分自身が本当にどの程度までのどん底に耐えられるのか良く考える必要があります。

 事前に勉強する、他人の経験を学ぶ必要があるとすれば、それは致命的な失敗を避けられるよう、事前にリスクをコントロールするために他ありません。

とすれば、失敗談をDVDにした方が有益なものが作れるような気がするのですが、実際のところ本当の失敗談は表面に出てきません。私ならそちらの方を買いたいと思うのですが・・。

 事前に勉強するなら、投資の前段階として非常に重要なリスクコントロールを学ぶべきなのに、むしろリスクの高い手法の推奨が最近の傾向となっています。これは本末転倒でもありますし、非常に危険なことでもあります。

 少しづつ、それらについて述べていきたいと思います。


*ここで、書かれていることは個人的な意見に過ぎません。投資は自己責任でお願いします。










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メディカルデータビジョン2016年12月決算について

メディカルデータビジョンの2016年12月の決算内容はCADA-BOXの売上がほとんどありませんでした。2017年度の目標に関しても15病院。2019年までに344病院と会社から目標が発表されていたので、私は2017年度において100台の売上で20億円、利益約10億円と想定しており、ここからは大きく期待が外れることになりました。私の読みが甘かったようです。

ただし、もともと同社はCADA-BOXに関しては、そのものの売上で大きく利益をあげるつもりはなく、それで得られるリアルの診療データの利活用で利益を拡大していくと言及していましたので、会社の方向性や目標からはほとんどぶれておりません。私が短期的に欲張った予想をしただけです。

ところで、決算説明会の動画を見ていくつかのことが分かりました。

まずは、CADA-BOXの売上がないと短期的に売上が増加しないのではないかと考えていたのですが、Medical Codeの単価が810万円。CADA-BOXの2000万円の半分以下ですが、100台販売すれば8.1億円です。

同社はEVEを導入した791病院には、このMedical Codeを導入できるものだと想定しており、その場合、Medical Codeはまだ224病院ですからまだ500台以上の余地があります。
2016年度はMedical Codeの販売は50台弱だった模様ですが、ある程度の売上は確保できるのではないかと思います。

2017年度のパッケージの売上目標が7.41億円ですがあまり無理のない数値のようです。

次にアドホックです。現在70社程度の製薬会社等から何らかの受注があるそうですが、大手製薬会社においてはすべてのプロダクトマネージャーから利用されているのではないとのこと。

大手製薬会社で、あるプロダクトマネージャーはアドホックを利用しているが、他のプロダクトマネージャーは利用していないことがあるということで、これはまだアドホックサービスがあまり知られていないということのようです。

あるマネージャーが他のマネージャーにアドホックのことを紹介してもらうのは難しいらしく(ライバルだからか、同じ製薬会社でも交流が少ないからなのか分かりませんが)、セミナー等を実施して浸透を図っていくそうです。

このアドホックをもっと早く浸透できないものかと思いますが、現在のところ25%程度の成長と見ているようです。このあたりは、製薬業界にある程度広まれば、他社が使っているから、他のプロダクトマネージャーが使っているから、という連鎖で成長のスピードが高まるのではないかと見ています。

いずれにしろ、医薬品の物流データだけでも100億円以上の価値があるそうで、同社のアドホックはまだ10億円にも満たない程度。データのレベルを考えれば、同社の持つデータの市場規模は10億円程度のわけがありませんので、今後これは大きく伸びるものと考えて良さそうです。

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株価とはいい加減なもの

株価とはいい加減なものです。私も証券会社でアナリストの勉強をしていたときに、効率的市場仮説とか学びました。

効率的市場仮説とは、株価はありとあらゆる情報を織り込んだ価格になっているので、その歪みをみつけて、株で儲けることはできないというものです。よって、投資家は株式市場で人を出し抜き、勝とうとしないで、インデックスに投資するのがベストといった話です。

この理論、突っ込みどころ満載のいわば無茶苦茶な理論で、勿論間違っており、机上の空論でしかありません。

しかし、株式投資をして、特に株価ばかりを追っていると、ひょっとしてこの現在の株価はすべての情報を知って織り込んでおり、自分が付け込む隙などないのではないかという疑心暗鬼にとらわれることがあります。

こう考え出すと何をやっても駄目となるわけですが、勿論そんなことはありません。

まず株価というのは、現在表面にでている、中でも近い将来実現できそうなレベルを織り込もうとするものですが、この織り込みがどうやってされるか考える必要があります。

株価が成立する時は、買い手と売り手がいて初めて成立します。同じ情報でも、買おうとする人と売ろうとする人がいるわけで、それぞれの人はそこが妥当な価格だから売買するわけではありません。

買おうとする人は騰がると思うから買うわけで、売ろうとする人はその逆です。つまりその時の株価は単に売り買いがぶつかった価格にすぎず、だからその後も株価は動くのです。

効率的市場仮説のように株価を何か神がかり的な賢いものだと思うと失敗します。

株価は何も、ありとあらゆる情報から導きだせる将来の予想とその実現確率を緻密に計算して形成されているものはありません。

むしろ、逆で人間の欲望と恐怖がぶつかり合った極めて人間らしい代物なのです。

なので、株価が騰がった理由や下がった理由を探してはいけません。ニュースや開示情報はチェックしなければなりませんが、それ以上に深入りして、上げ下げした理由を考えてしまうと現在の株価を正しいものという前提で思考してしまい危険です。

巷では、企業分析をした後に結論として、「○○だから株価は低迷している」といった記事をよく見かけますが、これなどはまさしく株価を正しいものという前提で、企業が分析されている誤ったアプローチです。

株の売買には、企業分析をして「○○だが、株価はまだそれを織り込んでいない。よって買いだ」というアプローチにしなければなりません。勿論、必要以上に織り込まれて株価が高くなっている場合は、買いを避けることになるのです。


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メディカルデータビジョン(6)

CADA-BOXにより獲得される診療データの重要性について述べてきました。

最近株価が動いておりますが、まだ時価総額で300億円にも達していません。

前に述べたようにCADA-BOXの売上を計算に入れただけの業績を推測すると、PERが30倍程度となりますが、おそらく株価はそこまで緻密に計算して動いているわけではないようです。

株価は業績やあらゆる可能性の起こりうる確率を理論的に緻密に計算した結果、形成されるものではありません。ただ単純に思惑をめぐり株式市場で買いと売りがぶつかり合った結果、形成されるものです。言い切ってしまうと、株価自体には何の意味もありません。

現在の株価で言えば、CADA-BOXの導入が進まないのならリスクがあります。割高と判断されても仕方がないでしょう。

逆にCADA-BOXの導入が進むなら、その結果獲得される診療データにより相当なデータ利活用市場が開けているように思えます。

私の感覚ではメディカル・データ・ビジョンの株価はCADA-BOX如何にかかっているのではないでしょうか。ここにリスクを賭けて言えるのかもしれません。

ただ、CADA-BOXは同社が言及しているように、病院への導入が進む可能性が高いと見ています。

同社はDPC制度に乗っかり、病院に経営支援システムを導入し病院と深い関係を築いてきました。はEVEやMedical Codeなどのシステムで病院側から収入を得ています。

エムスリーのMR君が製薬会社からの売上のみで医師、病院側から一切収入を得ない(推測です)ことと比べると病院側とのつながりは強く、立場もかなり対等に近いものと推測されます。

また、CADA-BOXは決裁機能を持ちますので、病院側には未収金の回収リスクの回避と、会計事務の効率化・コスト削減、そして患者が増加するという目に見えるメリットがありますので、導入へのハードルはそれほど高くないと見ています。

患者が増えるというのはCADA-BOXは、患者が自分のカルテを見ることができ、支払もクレジット機能を使えるシステムであり、患者にとってもメリットが大きいものだからです。

これらを総合的に考慮した場合、中長期的に同社が高い成長をする可能性は高いように思えます。


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メディカルデータビジョン(5)

繰り返し言いますが、私は医療業界に関わりのない人間で知識は一般のものでしかありません。だから情報は正確ではありません。

治験は薬剤を厚生労働省に認可してもらうために行う臨床試験です。

かなり大きなお金が動くようで、関わる組織は、製薬会社、CRO、病院、SMOといったものです。

流れを簡単に言ってしまうと、まず製薬会社が認可を受けたい薬剤について、CROに治験の計画、進行のモニタリングを委任します。

この段階で規模や患者の選定が行われるのではないかと推測します。この患者の選定が大変なようで、病院ごとに対象患者をあたっているそうです。ちなみにエムスリーの治験君はこの患者を探すことにおいても一定の役割を果たしているようです。

そして、治験の計画や、患者が定まったら、それぞれの病院がSMOに依頼して治験の実施をしてもらうようです。

治験にはフェーズ1から3まであり、フェーズ3では1000人から5000人程度の患者が必要になるそうです。

この人数の対象患者を探すのが大変と言われており、エムスリーの治験君はここである程度の力を発揮することができるので、このCROやSMOまで自分らで手がけていると見られます。そしてこれらの売上がどうやら200億円近くにのぼっているようです。

治験市場はおよそ1200億円と言われていますので、それほど間違っていないと思われます。

このような状況の中で、メディカル・データ・ビジョンが今後獲得するであろう診療データはこの治験対象患者の選定に大きな貢献をするものと考えられます。利用の仕方次第ではありますが、エムスリーのように治験ビジネスそのものを手がけるといったことも可能になるのではないでしょうか。

その場合に同社が得ると推測される収益は、エムスリーの例を見れば分かるように、かなりのものとなります。

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